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ルクセンブルクの保存鉄道"TRAIN1900"
蒸気機関車"ANNA Nr.9"と客車 フォン・ド・グラ駅にて
当管理人がヨーロッパの小国・ルクセンブルクを訪ねた2009年は、この国に鉄道が開通した1859年から
丁度150年めを迎えた記念の年でした。
国鉄車両はもちろん今回訪問の"TRAIN1900"の車両にも、開通150年記念のシールが貼られていました。
この鉄道は、ルクセンブルク駅から国鉄(CFL)で約25分のPetange駅から、フランス国境に近いBois-de-Rodangeまで延びる
約7kmの標準軌の保存鉄道。この地域にはかつて鉄鉱山があり、当時鉱石などの輸送に活躍したこの鉄道も含め
産業遺産として保存されています。
列車は終点一駅前のフォン・ド・グラ駅(Fond-de-Gras)に到着すると、機関車を客車の反対側に付替えてスイッチバックし、
終点Bois-de-Rodangeまで走ります。
しかしBois-de-Rodange駅には折り返し線がないため、蒸気機関車牽引の列車の場合、フォン・ド・グラまでの帰りは
客車の車掌が旗を振り後方の機関車を誘導する、推進運転となります。
フォン・ド・グラでは小型蒸気機関車や鉱山用電気機関車などが走る保存鉱山鉄道と連絡しており、興味深い車両を楽しめます。
Photo:
"TRAIN1900"Preserved Steamlocomotive"ANNA Nr.9"
2 Aug.2009 at Fond-de-Gras stn,Luxemburg

扉写真の期間:'09 Dec.12〜Dec.31



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