ギリシャ国鉄のディーゼル機関車
　"A463"　が牽く客車列車　アテネ(ラリッサ)駅にて

今年はオリンピックの開催で脚光を浴びた、ギリシャの鉄道です。
この旅行時ギリシャは通過点だったため、各所を鉄道で回ったことはなく、数少ない写真の中からの一枚です。
この列車は、ベオグラード発アテネ行きの"PUSHKIN"号(現在ない)。
Thomas Cook時刻表には、モスクワ発アテネ行きの3581kmを走る長距離列車として記載されていましたが、
実際の運転はブダペスト発の車両とハンガリーのKiskunhalasで合流・連結、
途中のユーゴスラビア(当時)・ベオグラードが終着、アテネへ行くには乗り換えが必要でした。
アテネまでは、遅れもありベオグラードで乗り換えてから24時間近くかかりました。
ギリシャ第2の都市テッサロニキを経て、翌朝アテネに到着。
かつてない長距離列車の乗車経験でしたが、同席したロシア人に大変親切にしてもらえたことと、長旅疲れを思い出します。

Diesel Loco. (A463) Athinai Larissa Station Greece
Hellenic Railway(OSE),
撮影：1990・Mar.
扉写真の期間：'04.Aug.5〜Sep.12