フランス ル・ヴェルドン・シュル・メールの海岸沿いを走る観光鉄道 Le Train Touristique Pointe de Grave et Soulac-les-Arros(P.G.V.S.) Les Arros付近にて |
フランス・ボルドー(サン・ジャン)駅から、ジロンド川河口のリゾート地、ル・ヴェルドン・シュル・メールへは、 SNCF(フランス国鉄)のローカル線"ter"で、車窓に葡萄畑やワイン醸造所(シャトー)などを眺めながら、約2時間10分の旅となります。 この路線の終点、Pointe de Grave駅近くの小さな停留所から、SNCF線にほぼ並行する形で防砂林の中を標準軌のレールが、 スラック・シュル・メール(Soulac-sur-Mer)近くまで約7kmにわたり伸びています。 ここを走るのは7〜9月のバカンスシーズンに運転される観光列車で、写真のとおり事業用軌道モーターカー2両の間に、 貨車改造と思しきオープン客車を2両連結した4両編成。両端のモーターカーの作業員用座席には、乗車可能です。 多数の観光客がこの風変わりな観光鉄道を愉しんでいました。 この事業用モーターカーは、元SNCFの事業用車"DU65"と思われ、作業用小型クレーンも付いたままでした。 |
Photo: Tourist train of Le Verdon-sur-Mer, France (Draisine "DU65"x2 & trailers) 7 Aug.2009 France 扉写真の期間:'09 Sep.22〜Nov.1 |