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 オーストリア・グムンデン ローカル私鉄電車(SH トラウンゼー鉄道)
(Stern&Hafferl verkehr Traunseebahn) Gmundenseebahnhofにて


今回ご紹介する鉄道は、オーストリア中央部、ザルツブルグ〜リンツ周辺にトラムを含む数路線をもつ
シュテルン・ハッフェル交通(Stern&Hafferl verkehr、以下SH)が運営する路線のひとつ、
トラウンゼー鉄道(Traunseebahn)の1メーターゲージ電車です。
この鉄道は、国鉄(OeBB)リンツ〜ザルツブルグ間のランバッハから分岐する、標準軌のフォルヒドルフ鉄道(Vorchdolferbahn・同じくSHの運営)の
終点フォルヒドルフが起点ですが、軌間の違いからランバッハからの直通はありません。
終点Gmundensee駅(写真)は元・国鉄駅で、オーストリアの景勝地「ザルツカンマーグート」(Salzkammergut)の東に位置する
トラウン湖畔の陶器のまち、グムンデンの街外れにあります。
ここに着いた日は丁度、陶器市で街は大賑わい。街中の宿は部屋がなく、観光インフォメーションの紹介で
市街地からタクシーで10分ほどの、街の対岸の湖畔の宿に泊りました。
その宿から市街地へ向かう道、徒歩20分ほどの場所に、この駅がひっそりとありました。人影がほとんどなく、静寂の中電車が佇んでいます。
発車時刻になると、どこからか運転手さんが登場。わずかな乗客を乗せた電車は、フォルヒドルフへと向かって行きました。
SHの路線は旧型電車の宝庫との情報もあり、再訪の際は時間をかけて周ってみようと思います。

Stern&Hafferl verkehr
撮影:'05.Aug.23

扉写真の期間:'05 Oct.15〜Dec.4

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