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ウイーンUバーン・Hietzing駅と、旧・皇帝専用駅舎"Hofpavillon"(ホーフパビリオン)


今年はオーストリア・ウイーンの、都市交通と駅の写真からスタートです。
音楽の都・ウイーンの都市交通には、バス・トラムの他、Sバーン(高速鉄道)、Uバーン(地下鉄)があります。
中でも、古いSバーン・Uバーンの駅舎には、古きよき時代の面影を残す駅舎が多く、
現在、博物館などに転用されているものもあります。
写真、Uバーン(U4 Hietzing)駅の端、線路上に作られた華やかな建物「ホーフパビリオン」は、
19世紀末〜20世紀初頭を代表するウイーンの建築家、オットー・ワーグナー(Otto Wagner.1841-1918)によって設計された作品。
シェーンブルン宮殿に近接し、皇帝一家のためだけに造られた駅舎です。
現在は博物館となっており、往時の華麗さは少なく地味です。
ウイーン市内には、他にもオットー・ワーグナーの手による、普通の駅ながら贅を尽くしたデザインの駅舎が多数現存します。
今後とも、これらの建物がまちの人に愛され、大切に維持されていくことを願います。

撮影:'05.Aug.22

扉写真の期間:'06.Jan.1〜Feb.4

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