イギリス篇 マン島の保存鉄道群とブライトンの電車


マン島鉄道ミュージアム(ポートエリン)にて 16号機関車MANNIN

at Manx Steam Railway Museum, Port Erin
No.16"MANNIN"

「きかんしゃトーマス」で知られるように、イギリスは世界中で最も鉄道が国民から愛されている国でしょう.。
この国には既に廃止となった鉄道を、ボランティアが引き受け運営するところが多くあります。まさに保存鉄道のメッカとも言うべき国です。
動態保存にすら障壁が邪魔する日本と比べ、国民の「産業遺産」保存に対する考え方は大変積極的で、またうらやましい限りの環境です。

実にバラエティに富んだ鉄道がひしめくこの国の保存鉄道事情を、わずかこれだけの写真で紹介するのは無理かもしれません。
しかしここに紹介する、アイリッシュ海に浮かぶマン島(Isle of Man)は鉄道ファンにとって、イギリス保存鉄道の魅力を凝縮した「宝島」といえます。
船でこの島の中心、Douglasに到着すると弓なりの美しい海岸線のメインストリートを、馬車トラム(Douglas Horse Tram)が往くのを見ます。
そのDouglasから島南部のPortErinを走る蒸気機関車(Manx Steam Railway)や、Douglasから島北部のRamseyを結ぶクラシックな電車(Manx Electric Railway)、その途中のLaxeyから島の展望が美しいSnaefell山へと登る登山電車(Snaefell Mountain Railway)のように、魅力的な鉄道が揃っています。

そして、一旦は廃止されたものの有志の手で復活し、ボランティアにより運営されているGroudle Glen Railway・・・いずれも魅力的な機関車や車両が美しい風景のなかを走る・・・鉄道ファンならずとも忘れられない郷愁にあふれたシーンです。


一方、ロンドンの南約80キロにあるブライトンの、フォルクの電車(Volk's Electric Railway)の路線はわずか1.25マイル(約2キロメートル)。一見ただの遊園地の乗り物ですが、1883年から120年近くもブライトンの海岸を走り続けるイギリス初の電車という、実に由緒正しい電車です。
このことからも、時代に流されることなく古いものを大切にする、イギリス人魂が感じられます。

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Douglas Horse Trams '91.Sep.14,15

ダグラス セントラルプロムナードを行く馬車(閉鎖型)客車 ダグラス セントラルプロムナードを行く馬車(開放型)客車 晴れの日は開放型が使われる マン島電鉄と接続するDerby Castle駅にて マン島電鉄と接続するDerby Castle駅にて 手前の線路がマン島電鉄

Manx Steam Railway '91.Sep.15

ダグラス駅舎 ダグラス駅にて クラシックなコンパートメント式客車 客車室内 車窓風景 キャッスルタウンにて交換 4号機LOCH
ポートエリン駅での出発準備、12号機HUTCHINSON ポートエリン駅にて 12号機HUTCHINSON ダグラス駅にて

Manx Electric Railway '91 Sep.15

始発駅ダービーキャッスルにて No.21 始発駅ダービーキャッスルにて No.21とオープン客車 スネーフェル登山鉄道の接続駅ラクシーにて No.2 ラクシーにて No.2がオープン客車を牽きやってきた
グロードルにて No.21 グロードルにて No.7 No.21車内

Snaefell Mountain Railway '91 Sep.15

スネーフェル登山鉄道 No.6 スネーフェル山頂にて スネーフェル登山鉄道 No.6 スネーフェル山頂にて すばらしい景色の中を電車が上り下り ラクシー駅にて 5号車 ラクシー駅にて 6号車

Groudle Glen Railway '91 Sep.15

グロウドル・グレン鉄道の入り口 細い歩道を下りる SEALION号が、狭い線路を走ってきた SEALIONはじめこの鉄道は、ボランティアに支えられている 一見工事用のディーゼル機関車DOLPHIN号 鉄道再開当初には活躍したらしい

Volk's Electric Railway '91 Sep.13

水族館駅にて 小さな電車の背景には、ブライトン名所のパレスピア 唯一の中間駅、ピーターパン遊園地で交換 ブラックロックゆき電車 海からの風が気持ちいい

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