ハンガリー篇(1)
ブダペストのトラムと子供鉄道 in '90
Tram of Budapest
'90 Mar.16
冒頭からで申し訳ありませんが、本編の写真、画質の不鮮明さや露光不足の写真があることをお詫びします。 理由は旅の途中でカメラが盗難にあってしまい、フランス・ニースで急遽購入したカメラで撮影したため、です。 ちなみにこのカメラ、日本製(Fuji)の「FZ-5」という赤いプラ製のフラッシュつきで、1/100秒F11の固定焦点とのこと。 日本では3千円程度のものが当地では9千円近くもしたので、かなり高く感じました。 さて、ブダペストには「ヨーロッパ大陸で最古(1894年開通)」という地下鉄もありますが、黄色い路面電車も市民の足として活躍中です。 また、ドナウ川に沿って走る路線もあり、観光地をまわるにも最適です。 さて、モスクワ広場からトラム56系統に乗り、円柱状のホテルブダペスト前(Fogaskereku Vasut停留所)で降りると、近くにラックレール式登山電車(Cogwheel Railway)のVarosmajor駅があります。 これに乗り換え山を登り、終点Szechenyi-hegyに着くと、そこに「子供鉄道(ピオニール鉄道)」の駅があります。 子供鉄道、といっても遊園地の乗り物では決してなく、760mmゲージの狭軌線ながら本格的なディーゼル機関車が牽く客車列車です。 途中駅では列車交換もあり、Huvosvolgy(トラム56系統に接続)まで、巨大な森林公園の中11Kmの距離をおよそ1時間弱かけて走ります。 ここでは8歳から14歳までの少年少女が、運転以外の鉄道業務(出札などの駅業務や踏切、信号手、車掌など)を大人同様にこなします。 ここは現在かなり有名になった場所でもあるので、観光客も多く来ます。(ハンガリー政府観光局のサイトにも載っているので、こちらも参照ください。) 撮影中、夕暮れで暗くなってしまい、少年少女たちの表情をうまくとらえられなかったのが残念。また撮り直しに行きたい場所です。 |
2005年の撮影リベンジ篇はこちら。
(2005・11訂正:上記「ラックレール式登山鉄道」(ホテルブダペスト前)への交通手段に誤りがあったため、訂正しました。お詫びします。)