フランス・ヴィヴァレ鉄道 「414号の出発準備」 コロンビエ・ル・ヴュー駅にて
フランス・リヨンから、SNCFのローカル線に乗り南へ1時間ほど。ワインの名産地として知られるコート・デュ・ローヌのまち、
「タン・エルミタージュ・トゥルノン」(Tain-l'Hermitage-Tournon)で下車、歩いて十数分ほど。ローヌ川の対岸(西側)に
フランスでは有名な保存鉄道である、ヴィヴァレ鉄道のトゥルノン(Tournon)駅があります。
ここには、鉄道を愉しむために多くの人々が集まります。
写真のマレー式蒸気機関車414号(1932年製造)が、終点ラマストル(Lamastre)までの
ドゥー渓谷沿いの鉄路(33キロ)をゆっくり2時間、しかし力強く客車を牽いて行きます。
途中駅である「コロンビエ・ル・ヴュー」(Colombier-le-Vieux St.Barthelemy-le-Plain)駅では、
機関車の給水と同時に乗客の休憩時間もとられ、数多くの旅客が機関車にカメラを向けます。
鉄道好きに国境はない、と感じるひと時です。
Photo:CHEMIN DE FER DU VIVARAIS
at Colombier-le-Vieux St.Barthelemy-le-Plain stn. France 13
Sep.2006
扉写真の期間:'07.Jan.1〜Feb.11