オーストリア、リンツローカルバーン(LILO)の旧型電気機関車
E22型 リンツ(LILO)旧駅にて
オーストリア第3の都市、リンツ。国鉄(OeBB)リンツ中央駅は、新しく開放的な明るい駅です。
現在はその駅舎内から、ノイマルクト・カッラームおよびポイヤーバッハを結ぶローカル線
「リンツ・ローカルバーン(愛称"LILO")」の新型電車が発着しています。
しかし私が訪問した時は、中央駅から徒歩数分のビルの谷間に古びた小さな駅舎があり、そこから発着していました。
あいにく訪問時は列車が運休しており、代行バスが駅前に停車していました。
誰もいないホームの先に見えたのは、この古い凸型電気機関車"E22型"2両でした。
資料によれば、ともに1915年製という古い機関車とのこと。手前はE22 001、奥はE22
004です。
この鉄道はグムンデンのトラムと同じ「シュテルン&ハッフェル(S&H)社」が運営していますが、
会社本体Linzer Lokalbahn AGの資本はS&H社の他、リンツ市や周辺市が持っており、いわば第三セクター的な形となっています。
Photo:Linzer Lokalbahn(LILO) Old locomotiives"E22"
at Linz LILO (old) station, Austria 28 Aug.2005
扉写真の期間:'07.Aug.12〜Sep.22