岩手開発鉄道 石灰石用ホッパ車を牽くディーゼル機関車・DD5651 盛駅にて
当サイトでは、初めての貨物列車の写真です。
この岩手開発鉄道は、JR大船渡線の盛と岩手石橋を結ぶ日頃市線と、盛と赤崎を結ぶ赤崎線の2路線、
合計11.5kmからなる、貨物専用の鉄道です。
かつて日頃市線では気動車による旅客輸送も行っていましたが、
1日3往復程度の運転頻度で利用客も少なく、1992(平成4)年に廃止されています。
貨物列車は、岩手石橋駅近くの長岩鉱山から赤崎にある太平洋セメント大船渡工場への石灰石輸送を担っており、
おおよそ30分間隔で、ホッパ車をDLが牽引する貨物列車が走っています。
写真のとおり、旅客営業をしていた頃の駅舎が現在も残っていますが、貨物列車は通過します。
かつて旅客用DCとして活躍した、食パンのような切妻が印象的だった「キハ202」が、今にもやって来そうな雰囲気がある駅のホームです。
Photo:Iwate Development
Railway
Freight train for transport limestone.
at Sakari station,
Iwate,Japan 20 Aug.2007
扉写真の期間:'07.Sep.22〜Oct.27